院長 宮間豪士
当院が目指しているのは、患者さまが一生涯ご自身の歯で物を食べれるということです。
我が国では健康増進法に基づき「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」という運動が実施されており、その中間報告によれば、80歳で20本以上ご自身の歯が残っている人は、開始当初は7%ほどだったのですが、現在は51.2%まで増えました。これは偏に各歯科医院や地域、ひいては国の弛まぬ努力によるものです。しかし、その一方で歯周病に罹患している人の割合は悪化しているとの報告もあります。お口の中に残っている 歯は増えましたが、残っているその歯が健康な状態かと言われれば必ずしもそうではないというのがこの結果です。
私自身、ご高齢になるほど歯周病に罹患されている方や、今にも抜け落ちそうな歯をなんとか繋ぎとめて物を食べている方、インプラントを入れていても何か問題が起きてしまう方が多くいらっしゃると肌で感じてまいりました。そのような経験から、患者さんが一生涯ご自身の歯で物を食べれるようにしていける歯科医院を作りたいと考え、地元であるこの海浜幕張の地にて開業させて頂く運びとなりました。
当院では80歳で20本以上ご自身の歯が残っている人が100%に近づくよう、そして、ただ残っているだけでなく しっかり噛めるようにしていきたいと思っております。
一生涯ご自身の歯で物を噛めるようにするというのは難しく感じてしまう方もいらっしゃるかと思います。しかし、現在では夢物語ではなくなり現実的に可能な事となってきました。現代医学の発展は目覚ましく、日本人の平均寿命は凡そ80歳となり、今後100歳になるのも夢ではなくなりつつあります。
そんな現代だからこそ患者さんが長く健康でいられるように、単なる寿命を伸ばすのではなく健康でいられる期間を長くすることに少しでも寄与していけるようスタッフ一丸となって努力してまいります。
●経歴
神奈川歯科大学卒業
日本歯科大学臨床研修修了
横浜市内歯科医院 分院長
医療法人社団 優英会理事
●所属学会
日本臨床歯周病学会
日本歯周病学会
日本歯内療法学会
●研修歴
船越歯周病研修会
石井歯内療法研修会
Kerr ダイレクトボンディングコース
Strauman インプラントベーシックコース